ICT建機操縦システムの導入デモを行いました💡
2025-04-21
オススメNEW
近年は、建設業界では、ICT(インターネットを活用し、情報をやり取りする技術)が積極的に導入されており、工事の効率化や精度向上、生産性向上、品質確保に向けた取り組みが活発化しています☝️
中でも代表的なのが、この技術を搭載した建設機械「ICT建機」です!
~ICT建機とは~
経度や緯度、XYZといった座標情報を利用して地球上での現在位置をリアルタイムで計測し、オペレーターの操縦をサポート、工事の効率と精度を向上させる機能を備えた建設機械のことです。
位置情報を持っているとオペレーターのサポートや工事の効率・精度向上にどうつながるのか、不思議に思う方もいるかもしれません🤔
ICT建機は、位置情報に加え、パソコン上で作成されたXYZ座標データを持つ3D設計データと組み合わせて使用します。
たとえばバックホウの場合、建機が持っている位置情報と、掘削・盛土をするために作成された3D設計データを活用することで、オペレーターへ「この場所にあとどれくらい掘削や盛土を行えばよいか」をリアルタイムで伝えることができます🕑
従来は、現場代理人や作業員が丁張(掘削や盛土の目印)を設置し、その指示に基づいてオペレーターに建機を操作してもらうのが主一般的でした。
しかし、ICT建機を用いることで、これらの工程を省略し、丁張以上の精度で作業を進めることが可能になります!!
この点が、ICT建機は、オペレーターのサポート、作業効率・精度向上に一役買うのです☝️✨
~社内運用を目指した取り組み~
弊社では、以前からICT建機を複数台所有していました。建機に位置情報を持たせるためには、使用前に特別な機器を用いた作業が必要で、これまで外部の業者様に委託していました。
そこで、社内でこの工程を完結できる体制を整える動きが始まりました!!今回は、そのためのデモンストレーション💪
デモでは、架空の盛土用3D設計データを作成した上で、業者様から丁寧に指導を受けながらICT建機に位置情報を与え、3D設計データと組み合わせる方法を学びました😊工程が多く、一度の説明で全てを習得するのは難しい😵💥
ですが、耳や目に入ってくる情報はどれもが新鮮で、デモに参加した弊社代理人一同最後まで感嘆の声が止まりませんでした😆
ICT建機には、バックホウのアームやブーム、バケットが動いているリアルタイム情報を運転席に取り付けたタブレット端末によってオペレーターに伝える仕組みがあるのですが、皆さん特にそこで大きな感動をされていました🤭タブレットに映る動作情報を見て、「動いてる!」と童心に帰ったかのような参加者の反応が印象的でした😄
~今後の展望~
ICT建機を会社内で効率的に運用するには、多くの課題を解決し、技術を習得する必要があります
今日の建設業界はDX化(デジタル技術を活用した業務形態に変容させる試み)が急速に進んでおり、技術革新のスピードも目覚ましいものがあります。今使っている技術が、明日には新しくなっていることも珍しくありません。
弊社は、この流れに遅れを取らないよう、デジタル技術を積極的に取り入れ、弛(たゆ)まない努力を続けてまいります💪✨
